「京都発 アンデュマリの美肌日記」アンデュマリの梶浦です
今回は京の五山編もはやいもので4回目となります。
今回の話題は「船形」についてです
京都には山に文字や図形をかたどった道のある山があり、
それらを文字、図形の数からこれら山を総じて五山と呼んでいます。
そして毎年8月16日に5つの山にかがり火を焚いて
先祖の霊をあの世へ返すというイベントがあります。
いわゆる五山の送り火というやつですね
その五山とは
・大文字
・左大文字
・妙法
・船形
・鳥居の5つです。
最初の3つは文字なのに対して、今回述べる「船形」は図形です。
山に船の形が描かれているのです。
船形以外の4つは宗教的な意味合いがあるのに対し、
これは何を意味しているんでしょう?
この山の正式名称は万灯籠山です。
船山(ふなやま)と呼ばれることもあります。
京都で有名な山に、船丘山というのがありますが、
それとは関係ないのでご注意下さい
今から千年以上前の平安時代、
唐からの帰路に暴風雨にあった、
西方寺の開祖・慈覚大師円仁が「南無阿弥陀仏」と
名号を唱えたところ
無事帰り着くことができたという故事にちなんでいます。
やがてこの船は「精霊船」とされ、
山に描かれた船の船首は西方浄土に向いている
といわれています。
また、送り火当日には西方寺で六斎念仏が営まれ、
共に京都のお盆の行事として親しまれています。
それにしても、もともとは無事に海を渡って
生の地へ戻ってきた船が、
やがて極楽浄土に霊を運ぶ船として描かれようとは。。
円仁も考えもしていなかったことでしょう
歴史の流れっておもしろいですね☆
皆さんはこの船、どこへ向かっていると思われますか?
[次回]
五山編最終回
鳥居〜なんで上むいてるの?〜です☆








