「京都発 アンデュマリの美肌日記」
化粧品会社アンデュマリの賀沢です。
外がひんやり寒いと背中を丸めて部屋に戻りたい気分になりますが、
最近ではポカポカした陽気に
むしろ背中を押されるようにあちこちへ出かけます
もちろんお寺や神社にも。
京都を観光する時、
お寺や神社といったスポットの場合では特に、
予習がなければ面白さが三割減、下手をすればもっと減るかもしれません。
中学時代、京都行きの修学旅行の感想文を書かされたとき、
友人が「そこには寺と、神社があった。」という
ウイスキーの宣伝コピーみたいな文章を書いて提出して居残り食らってましたが、(当たり前だ)
まさにそんな状態になります。
その場所のいわれや、見どころといった建物個別の知識も大事ですし、
日本建築の流れのようなさっとした全体に通じる知識を身につけても
寺社めぐりはだいぶ楽しくなります。
そんなわけで私はこの二冊をオススメします
一冊目が
『カーサ ブルータス 特別編集
知らないと恥ずかしい! 日本建築、デザインの基礎知識。 』
発売は一年前ですが、
いまでも本屋さんでちょこちょこ見かける雑誌の増刊です。
寝殿造→書院造→数奇屋造といったおおまかな流れや、
時代ごとの作庭家・権力者の個性について
などといった広い範囲のトピックスが取り扱われています
その他「数寄屋度は70%!」のように分かりやすく建物が分類され、
入門には最適だと思います。
著名人の対談やコラムもたくさんあるので読み応えがあります。
二冊目が
『京の建築NAVI 神社・寺院編』
一冊目が全体の知識ならば、こちらは個別の知識について。
なりは小さいですが、内容はかなり本格的です
このシリーズ、たくさん出ていますが粒が揃ってます。
建築以外にも自分の興味あるテーマをいくつかかばんに入れて
ぶらぶらしてみるのも楽しいですよ
格式ばった中世の建築では屋根の種類や天井のかたち、
果ては柱の一本一本までが意味を持っているそうです。
近世の自由な数寄屋造にしても、
中世の格式をわざと崩して個性を表現しているので、
そうした細部を見ないことには
作者の意図は漠然としか、掴むことが出来ません。
そうしてみると和室一つ見ても
そこにはたくさんの情報が込められているわけで
それを読み取らないまま帰るというのは、
せっかく買った本を読まずにほっとくようなもの
一度挫折したあとでも、
二度目に読んでみれば意外とオモシロイことが書いてあるものです。








