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2007年08月11日

京都のセミ事情

私の住んでいる建物には、道路に面したところに
小さな木が何本か植えてあり、
夏が来るとそこにセミがやってきます。
至近距離で鳴き声が聴こえます。

「しゅわしゅわしゅわしゅわ」

クマゼミ。
私の地元にはいない鳴き声のセミです。
なんでもこのセミ、温暖化の影響で最近東へ侵攻中だとか。

地元でセミと言ったら昼間からヒグラシが鳴きます。
(青空に響くヒグラシの物悲しさといったら)
なのでクマゼミの鳴く賑やかな京都の夏とは大違い。


田舎育ちなので蛙の鳴き声とか、セミの鳴き声とか、
そういう自然系の騒音には強いと思っていたのですが、
クマゼミの声に起こされるのにはなかなか慣れません。
他のセミなら「あー、夏の朝だ」で済むのですが、
クマゼミだと「あー、何だこりゃ」となってしまいます。

しかし、
苦手なクマゼミも涼しいところで聴けばまた違うもので、
貴船や嵐山で聴けば、たちまち旬の「蝉時雨」。

炎天下で枯山水を眺めながら聴く蝉の声も、
夏でしか感じることの出来ない感慨を呼び起こします。
お寺の縁側で、眩しく乾いた白い玉砂利を眺めながらの
「しゅわしゅわしゅわしゅわ」。


京都は生活から切り離してものを再鑑賞できる場所が
たくさんあります。
ほんの一時ではありますが、そこは確かに暑さを
忘れさせてくれます。
posted by アンデュマリスタッフ at 09:13 | TrackBack(0) | ▼京都空間 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする