今日は私が見る鴨川についてと、少し怖い鴨川の話。
北西から流れてくる賀茂川と、北東から流れてくる高野川。
この二本の川は今出川通りで合流し、
鴨川と名前を変えて南へと流れていきます。
私の借りている部屋は、ちょうどこの合流点のそば。
アンデュマリへの出勤のときには、
自転車で鴨川沿いを丸太町通りまで下っていきます。
三条通りよりも北ですから、
この時期でも、風景に夏の風物詩・川床はありません。
桜並木こそ見事ですが、京都情緒という面では
あまり映えないエリアです。
けれども、”学生街としての京都”が色濃く感じられる空間だと
私は思います。
二本の川がYの字に合流する場所は、「鴨川デルタ」。
近隣の大学生はそこで主にお肉を焼きます。バーベキューです。
河原の道も、ギターを弾く学生、
唐突に尺八を吹く学生、犬の散歩をする人、
本を読む学生、ジョギングをする人、
フリスビーを投げる学生…学生が目立ちます。
私はそこで、懐の深い、おおらかな空気を感じます。
観光客としてはなかなか見ることのできない、
京都の一つの顔です。
最後にうんちく。もう一つの話題。
昔の人にとって、川は「三途の川」を連想させるものでした。
鴨川でもそれは例外ではなく、
鴨川の東側は異界という見立ても
ありふれたものだったようです








